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Dram Filter
原料の濃縮・脱水・洗浄機として、独自のプッシュバックバーを採用しています。

【1】原料の濃縮・脱水
【2】原料の洗浄
【3】白水中の原料回収

■原理

本機は、回転するドラムの内側に原料を投入し、“重力+遠心力”により濾液をドラムの外側に排出し、濃縮脱水された原料をドラムの内側より取り出す装置です。

ドラム内側では、原料の滞留時間を出来るだけ長く取れるよう、仕切板“パーテーションバー”にて堰を設けます。

また、原料の進行方向とは逆行して螺旋状に“プッシュバックバー”を取り付け、滞留時間を延ばすとともに、マット化しようとする原料を崩し、脱水や洗浄の効率をより高めます。

あわせて、置換水の投入を行い、置換洗浄率を向上させることも可能です。


■特長
【1】効率のよい脱水・洗浄
脱水を行うために、重力+遠心力を利用した処理を行います。また、“パーテーションバー”と“プッシュバックバー”のダブル効果にて、滞留時間を延ばし、原料のマット化をさせない動きによって、効率よい脱水・洗浄が行えます。

【2】出口濃度が安定
ダブル効果で原料をマット化させない処理により、出口濃度が原料状態に左右されにくい効果を引き出します。

【3】シンプルな構造
ドラム内にシャフト・スパイダーが無いので、非常にシンプルな構造です。また、排出用のロールなどの無駄な加重、及び、動力がかかりません。

【4】周囲を汚さない
ドラムはケーシング内に配置されているので、周囲にシャワー水や原料の飛散がありません。

Dram Filter Specification
型  式
処理量
(BDT/D)
メイン動力
(kW)
本機重量
(kg)
DF-0815
3
0.75
750
DF-1020
5
1.5
1000
DF-1220
10
1.5
1500
DF-1230
15
2.2
2500
DF-1530
25
3.7
3500
DF-1545
35
5.5
4500
DF-1560
45
6.5
5500

※型式はドラムの径、及び、面長を表しています。
(例:DF-1530=ドラム径:1500φ、面長:3000mm)

※入口濃度:1% 出口濃度:5%を目安としています。

※上表能力は、上質古紙原料濃縮脱水使用時の目安です。用途や原料種類により処理能力が変わります。



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